ハンドルのぶるぶる現象(ハンドルシミー)に悩まされていました。
結論を言うと、スタッドレスタイヤのホイールバランスが狂っていてシミー現象が発生していて、夏タイヤに変えると今までが嘘のように落ち着いた。
しかしマイジムニーも7万キロを超えていて、ネットで調べる限りではキングピンのベアリング交換時期との事で今回交換に挑戦してみた。
必要な特殊な工具
〇スナップリングプライヤー
特殊ではないけど無いと作業ができない
〇トルクスE10ソケット
エアロッキングハブのカバーを取り外すのに必要
ディープじゃないとカバーに当たって緩締ができない
〇タイロッドエンドプーラー
ロッドエンドを取り外す際に必要(ハンマーでは無理だった)
〇トルクレンチ
E10のボルトに慣れていない人はトルク管理が難しいと思われるので、安いのでもひとつあれば良いと思う。
規定トルクは普通に締める以上にきつく締めているイメージだった。
必要な消耗品
〇グリス
ナックル内のグリス補充用
スズキ純正が無難でしょうが手に入らなかったので評判の良かった物で代用。
400gの物で片側半分くらい使うのが良いらしい。
〇ウエス
ナックル内のグリスと戦う為に・・・・
〇液状ガスケット
キングピンの防水用
〇ベアリング
なん~てなめら~
キングピンベアリングは型番:30302で好きなメーカの製品を買うのが良い。
〇ナックルシール
Amazonでも似たようなセットが販売されてました。
実際に交換を行ってみた
色々なサイトで交換作業について詳しく解説されているので、交換方法については割愛
各ボルトの締め付けトルクは・・・・・下記くらい。
サイトを見て回った感じだと型によって違うのか良く分からない・・・・。
・キャリパースライドピン 22N・m
・キングピン 25N・m
・ダストシール 10N・m(ナックルシール?)
・タイロッドエンドナット 40N・m(または35N・m?)
・エアーロッキングハブ固定ボルトE10 48N・m(トルクすげぇ!)
ブレーキキャリパーはS字フックで吊ると良いと色々なサイトで言われているが、我が家には丁度良い物なんて有るわけなくインシュロックで吊ることにした。
これのほうが安定してて良いと思う。
早速バラしてキレイキレイした
そして早速グリスアップ中・・・・・グリス200g入れる
新しいベアリングとグリス補充したベアリング
旧いベアリングはガタも錆もなく健全な状態だった・・・・・💦
今回は右側のみの交換とした。
交換した感想は思ったよりも簡単、部品も軽いし小さいので無理な作業は無かった。
ベアリングを交換してからの走行は特に良くなったも違和感も感じず・・・・
また時間に余裕ができたら左側にも挑戦しようと思うが、そこまで神経質になって交換する必要も無いと思われる。
後日、反対側も作業を行いました。